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aoi320
Joined: 22 Aug 2012
Posts: 65
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歯科の三大疾患はむし歯(齲蝕)、歯周病と顎関節症で、歯の喪失とは密接な関係があります。口腔系には歯、唇、口の粘膜、舌、顎関節、咀嚼筋群、表情筋の一部があります。歯科ではこの正常な発育と歯であれば虫歯(齲蝕)、歯ぐきであれば歯周病、顎関節であれば顎関節の正常な形態と機能、唇であれば歯列の状態による唇の形、舌であれば嚥下、発音、発語に関係する舌癖と歯列の関係、咬み合わせ由来の咀嚼筋群や表情筋 の発育を正常に且つ健康に発育させなければなりません。これらを阻害する因子のひとつが歯の喪失です。
1990年 (15~20年程前)、歯がなくなる原因は、20歳以下は齲蝕(むし歯)、40歳以降は俗に歯槽膿漏と呼ばれる歯周病でした。2005年の調査では、齲蝕や歯周病で歯をなくす人は少なくなってきました。
その訳は、齲蝕は放置することで進行して歯がなくなりますが、きちんと修復処置や歯内療法をおこなうようになったこと、歯周病は原因である歯垢や歯石を定期的に取り除くためです。しかし、食べ物を食べるだけの歯の数多くなり、ついつい、硬固物 (豆類、タネ類、アメ、氷、乾燥食物など) を好んで食べる人が増え、その分、歯の破折は多くなりました。
歯を抜かなければならなかったはの理由は、1990年1~4月の総患者数832名うのうち42本の抜歯があり、齲蝕(C4の残根 20本)、歯周病(P3の動揺歯19.5本)、歯科重合用光照射器外傷歯(矯正の便宜抜去も含んで4.5本)でした。2005年1~4月の総患者数717名うのうち21本の抜歯があり、齲蝕(C4の残根8.5本)、歯周病(P3の動揺歯7本)、外傷歯(矯正の便宜抜去も含んで5.5本)でした / 日宇歯科調査、端数はヘミセクション : 部分抜去して残す方法です。抜歯数は少なくなったのに対して、歯の破折で抜く歯が増えました。
1999年の日宇歯科の調査ですが、歯の喪失数を年齢別に見ると45歳以下は平均で2.5本、55歳で10本、65歳で15.5本、75歳で21.5本、85歳で26本の歯がありませんでした。45歳を過ぎた10年間単位で歯は急速に放物線を描くようになくなります。
これは老化で歯がなくなるのではなく、歯の数が減ると、残った歯が咬む力を支えきれなくなって次々となくなっていくのです。重合器は歯がなくなった時にインプラントで補った人は10年後もほとんど歯の数は減っていかないことでわかりました。
80歳で20本の歯があれば、食事の咀嚼、発音、嚥下にある程度困らないとされています。日本歯科医師会では国民に対し、8020と称した運動を続けています。しかし、歯科用拡大鏡抜けた部分により咬める場合と咬めない場合があります。勿論、28本あったほうがより咬む力(咀嚼・踏ん張る力)や嚥下、発音、発語に有利です。この調査は口腔に異常がある人たちが歯科医院に来院した時点のデーターですので、一般的にはもう少し歯は残っていると思います。
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ivy00135
Joined: 06 Nov 2012
Posts: 49808
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